なんで好きなのに別れたくなるんですか?(3/4←!?)ー最低な私が彼の幸せについて本気出して考えてみたー

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 秋も終わりかけですが、コスモスです。トップに綺麗な画像があったほうが華やぐかなと思ったので載せました(内容とは無関係です)。

 金曜に終わらず持ち帰った仕事が激烈行き詰まったのでブログに逃げてきました。それでは前回、前々回に引き続き「すぐに別れを切り出す女」についての考察を深めていくことにしましょう。

 前回までに紹介してきた「すぐに別れを切り出す女」は、自分の存在価値を他人(恋人)からの評価に頼りすぎていたり、幸福感の不安定さにガマンができずに自らそれをぶっ壊してしまったり、そんな野性味溢れる女性たちでした。

 それぞれやや神経症じみた掘り下げ方をしているので、まだお読みでなくて気になる方は以下をご参照ください。読んだよ〜て方はもう読まなくていいです。長いので。

 今回は残りました1タイプ、

3:自己評価が異常に低く、自分なんかと付き合っている恋人が哀れで気の毒でたまらなくなり、恋人の幸せのためには自分などいない方がいいんだと思い込むタイプ

 の解説です。感動の最終回です。90分拡大にならないように気をつけよう(追記:150分拡大になった挙げ句にさらなる続編が決定しました。お許しください)。

 では以下、お暇な方はお付き合いくださいませ。

 

3:自己評価が異常に低く、自分なんかと付き合っている恋人が哀れで気の毒でたまらなくなり、恋人の幸せのためには自分などいない方がいいんだと思い込むタイプ

 

 えっと。書いてある通りですね。以上。(すみません、自分の中のメンヘラ性に向き合うのにちょっと飽きてきました。がんばる) 

 ...気を取り直して行きましょう。このタイプに該当する女性を構成するのは主に3つの成分です。

 

 まず1つめはそのまんま、絶望的なまでの自己評価の低さです。自信がなく価値もない、面白みもなければ魅力もない、金もなけりゃ地位もなく美貌もなけりゃ学もない、ないないづくしの人生を送ってきたと自認している人です。

 アレ?じゃあタイプ2:恋人との予期しない別れに耐えられないのでそれならば自分から終わらせたほうがマシだ思考タイプ に当てはまる女性とあんまり変わらないんじゃないの?と(いるかどうか分かりかねますが)熱心な読者の方は思われるかもしれません。タイプ2は何の価値もない自分が運良く手に入れた分不相応な幸福を受け容れるキャパシティを持っていないために、別れることで安定感がある不幸という名のホームグラウンドに立ち戻ろうとしてしまう女性のことでした。

 

 でも実は、タイプ3は「プラスの要素をなにも持たない」自覚だけでは恐らく起こりえないのです。上記に加え「マイナスの要素を持ちすぎている」ことが彼女達の何よりの問題です。これが2つめの要素です。恥の多い生涯を送って来ました。かの有名すぎる太宰治の独白に誰よりも真正面から共感できてしまう人がいるとすれば間違いなくこのタイプでしょう。

 例えば家族関係。片親毒親アル中親だとか、実家が貧乏あるいは借金持ちあるいは非差別部落とか。家族が信仰宗教狂いやア◯ウェイだったりする場合もありますね。自分自身にマイナスがありすぎる場合ももちろんあります。様々な持病、摂食障害躁鬱傾向、精神科の通院歴/投薬歴/入院歴があったり、浮気、不倫、離婚、堕胎歴などの悲しい経験を背負っていることもあるでしょう。他にはなんだろ、水商売歴や逮捕歴とかかな。そういった負の側面を自分はあまりに持ちすぎていると認識し、自身を厄介な存在だと位置づけてしまっているのですね。まぁ上記はあくまで、あくまでも超極端な例です。人は少しくらいの負い目や黒歴史、誰だって抱えて生きているものですよね。

  ですから、タイプ3の自己評価の異常な低さとは「プラスの要素をなにも持たない」上に「マイナスの要素を持ちすぎている」と自認しているハイブリットスタイルなのです。先進的!

 

 そしてこのタイプの女性を構築する3本柱のうちの残りの1本、それは「しばしば恋人を過大評価しがち」という点です。彼女達は自分の価値を最低ランクに設定し、逆に恋人を限りなく理想化してしまっているのです。

 逆説的にこのタイプの女性の恋人に所謂クズがあまりいないことも面白い特徴の一つです。だけどだからといって完璧超人をゲットしたのかというと勿論そうではありません。普通の家庭に育ち、普通に勉強や部活に励んで普通に就職し、普通に友達との交流や趣味を楽しんでいる…そんな普通の男性がほとんどでしょう。しかし、その「普通」こそが何よりもハードルの高いものだと、彼女達は知っているのです。

 良いところなんか一つもないのに厄介な欠陥にまみれた私と付き合ってくれている彼と自分の人間的価値の落差といったら…...自慢できるような彼女でもないし、むしろ周囲には彼にそぐわないと思われているだろう。私なんかと付き合うことによって彼が笑われたりバカにされてしまうかもしれない。もし仮に結婚なんてことになったら、私と結縁することで彼が不利益を被ることは目に見えている。彼は優しいから何も言わずにいてくれているけれど、彼の幸せを思うなら自分から身を引かなければ

 

 恋人に対する劣等感と罪悪感、哀れなほどの責任感。別れることで彼を「解放」してあげよう、そんな風にすら思ってしまいます。アッパレすぎる自己犠牲の精神と健気さのかたまり、それがタイプ3の女の子です。

 

 でも本当はおかしな話なのです。

 恋人だって人間です。人間なのだから、さっき述べたように隠している欠点や汚点の一つや二つ必ずあるはずなのです。本質を見ようとせず、対等に向き合おうともせずに彼という存在を理想の高みに置き続けることが、勝手な自己判断で別れを望むことが、果たして本当に誠実と言えるのでしょうか。

 

 私の知人で明らかに該当する女性が、こんなことを言っていました。

 「彼のために別れようと思っても、恋愛の存続を私なんかが決定づけてしまうことすら申し訳ないので、付き合い続けるしかない」

 ……てってっ徹底している〜〜〜〜〜〜!

 この道のプロは結局、ここまで自己を殺してしまい得るのですね。

 

 以上、タイプ3:自己評価が異常に低く、自分なんかと付き合っている恋人が哀れで気の毒でたまらなくなり、恋人の幸せのためには自分などいない方がいいんだと思い込むタイプ の解釈でした。

 

 全3回、でろでろと書いてきました「すぐに別れを切り出す女性」の分類と説明は、これにて決着を迎えます。読んでくださった皆様、仕事をほっぽり出して書きまくった自分、本当にお疲れ様でした!では!!!

 

...

 

......

 

……....アレ?

 タイプ2・3に該当する女性への対応策を書いてなくない?前回も今回も、該当する女の思考回路を長ったらしく書き連ねただけで終わってない???実は対策なんか特に思いつかないからって有耶無耶にしようと目論んでない??????

 すみません。やっぱりこれ、3回で終わらないです。4回目に突入します。僕は勉強ができない、けれど推敲はもっとできない。

 まさかの4回目では、こんどこそタイプ2・3に該当する女性への対応策、そして簡単なまとめができたらいいなぁと思っています。

 私以上にウンザリしているのは読んでくださっている皆さんだとはわかっています。メッチャヒマかメッチャ優しい人はどうかどうか、お付き合いください。たぶん、明日書きます。

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 画像は内容に関係ない10月頃に食べたおいしい刺身です。

 

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土曜の夜ですね、最高にハッピーに過ごしましょう。私は帰って寝ます。